園児募集中!ノートルダム清心女子大学附属幼稚園では、キリスト教精神に基づいた幼児教育を行っています。幼稚園の概要や入園案内、園の一日などを掲載しています 〒700-8516 岡山市伊福町2丁目16番9号 電話:086-253-4780 FAX:086-256-2275


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園だより・宗教だよりなど園長メッセージ―園長室より

■7月の園だより
 今年は蚕が予想以上に孵化し、5〜600匹は軽くいます。そうなると何が大変か?人が飼いならしたこの「蚕」という幼虫は、なんと桑の葉しか食べないのです。園庭に一本桑の木があるのですが、すべてを食い尽くし、なおも成長を続けています。小学校に桑の木があるのを思い出し大量に頂いてきました。養蚕業では繭の大きさで絹糸の取れ高が違うわけですから、幼虫をいかに大きくするかが勝負だったのでしょうね。
 蚕たちは言わば、せっせと繭を作り絹糸を取るために生まれてきたわけですが、私たち人間は何のために生まれてきたのでしょう?宗教的哲学的な問いですが、キリスト教では、神から見ればその意図は奥深く計り知れないものの、人間としては、創り主の神を喜ばせることが最大の報いであり目的なのでしょう。日々の生活を、自分のためにでなく神のために営むことが出来たらなんと幸いなことでしょう。

■7月の宗教だより(よろこびの訪れ)
 *よきサマリア人(ルカ 10.25-37)*
 先日、年長さんに「主の祈り」というものを伝えました。まだまだ覚えきれていないでしょうが、「天におられる私たちの父よ」で始まるこの祈り、「『天』とは…」と説明しながら、無意識に上を指さしていました。そして子供にわかりやすく言うために「天国」と別の名詞を使ってしまいます。しかし「天国」は「死んだ人が行くところ」というイメージの方が子どもにとっては強いでしょう。実際、「天」または「天の国」は、私たちの概念でとらえにくいと思います。そのためか、福音書の中にはその「天の国」をたとえ話にして説明している箇所がたくさんあります。そして実際に弟子たちは、いろいろな角度からのたとえ話を何度聞いてもやはりピンと来なかったようです。私たちもこのたとえ話を、あまり現実の社会に置き換えて考えない方が分かりやすいのかもしれません ▼ストーリーは単純で、ある農場主がぶどう園での働き手を探しに早朝と9時ごろ、12時頃、3時ごろ、5時ごろと、一日のうちに5回も募集をかけるのです。まずはこの頻度の高さに驚きます。これがこの主人の寛大さを表す第1のポイントです。そして早朝の者に1デナリオン(当時の一日分の賃金の相場)の約束をして雇うわけですが、あとの者達にもふさわしい賃金を払うといって雇うところが第2のポイントです。この話を聞くものに、ふさわしい賃金とはどのくらいなのか想像をさせるよう導いています。いよいよ一日の終わり、監督の前に最後に来たものから順に並ばせ、なんと1デナリオンずつ渡すのです。これが第3のポイントですね。さてそうなると、最初から働いていたものは一体いくらもらったでしょうか? ▼面白いことに、朝早くから汗水流して働いた人もやはり1デナリオンを貰ったのでした。この個所から話は大きく展開します。第4のポイントだなどとあえて言う必要もないでしょう。これをどう思いますか?初めに「現実の社会に置き換えて考えない方が分かりやすい」と書いたので、皆さんは軽はずみに「それは不公平だ!」などと思わないようにしているかもしれませんが、ふつう考えると人の知恵では不公平に思えます。この労働者たちもそうでした。しかしよく考えてみると、朝、広場で雇い主から言われた約束の賃金はきちんと支払われたわけですから、何も文句を言う筋合いではありません。主人は彼らに向かって、「私が気前がいいのを嫉んでいるのか」と優しく言います ▼ここでいう主人とはもちろん神様のこと、賃金は、いわば神様の愛でしょうか?そして広場はこの俗世間、農場は神の息のかかった領域を指しているのかもしれません。労働者にとって雇われるかどうかは死活問題、朝一で雇われた人は、ほっとしたでしょう。ずっと雇ってもらえなかった夕方の人は、気が気ではなかったでしょう。早朝からの労働者が、少ししか働かなかった者がもらった一日分の賃金を見て「ラッキーだったね」と一緒になって喜んでやることが、残念ながらできなかったのです。それが人の性(サガ)というものかもしれません。私は予てから、人の罪(諸悪)の根源は嫉みではないかと思っているのですが、私たちもせっかくぶどう園で気持ちよく一日働いて、いざ賃金をもらう段になって、嫌な一日に塗り替えてしまうようなことをしていないでしょうか?

≪聖書を読む会≫
  *7月12日(水)10:00〜11:15、幼稚園聖堂
≪ヨセフ会≫
  *次回は10月19日(木)19:00です。
    
      
 +保育室から+    
 入園から3ヶ月が経ち、4月には泣いて登園してきていた子ども達も園での生活にだいぶ慣れ、「園庭で遊びたい!」「子どもの部屋に行きたい!」「カメが見たい!」「シャボン玉がしたい!」「粘土がしたい!」など、やりたいことがいっぱいです。
 また、はじめは自分のことだけで一生懸命だった子どもたちも、少しずつお友達の存在に気付き、お友達といっそに過ごす楽しさを感じてきているようです。お友達が欠席していると、「○○くんは?来た?」「まだ来ていないね…」など気にしていたり、熱のために欠席していることを伝えると、「明日は来るかな?」「早く元気になるといいね」と言ったりする姿も見られます。他にも保育室においてあるマリア様のために小さな花を持ってくる幼児、お母さんに見せてあげたいと蚕の卵をもってかえろうとする幼児など、自分の為だけでなく、お友達やおうちの人、マリア様、神様と、誰かのためにという子どもたちの優しい気持ちがいっぱいで、本当にうれしくなります。
 もうすぐ夏休み。夏休みの間も、一人一人が神様に見守られていることを感じながら、元気に、そして優しい心を忘れずに過ごしてほしいと思います。(年少こすもす組 宇那木)
   


 +徒然日記+  
 7月3日、一人の少年がお友達のシャツに止まった虫を虫取り網で捕まえました。ヒラズゲンセイ見かけない赤い体で大きな牙のある怪しい昆虫です。その少年はいつもぶら下げている虫かごに早速入れ、いろいろな先生にその虫を見せましたが、誰も見たことがないと言います。そこで、事務室に行って事務の先生に「この虫をパソコンで調べて…!」と頼みました。前にも調べてもらったことがあったのです。そして分かったのが、ヒラズゲンセイ『ヒラズゲンセイ』の雄。赤いクワガタとも呼ばれる幻の昆虫で、絶滅危惧種に指定されているとのこと。触ると体液を出し、かぶれることもあるらしい。翌日、おうちの方と倉敷自然史博物館に連絡して、提供することになりました。年内を目途に標本として「採集年月日と採集者の名前入り」で展示されるとのこと。昆虫少年の一日でした。(この話は実話です)


園長/大谷文彦
園長/大谷文彦

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