園児募集中!ノートルダム清心女子大学附属幼稚園では、キリスト教精神に基づいた幼児教育を行っています。幼稚園の概要や入園案内、園の一日などを掲載しています 〒700-8516 岡山市伊福町2丁目16番9号 電話:086-253-4780 FAX:086-256-2275


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園だより・宗教だよりなど園長メッセージ―園長室より

■6月の園だより
   先日の参観日では、たくさんの方においでいただき、ありがとうございました。子どもたちも大いに励みになったことでしょう。
年少さんは今やっと幼稚園の仕組みに触れ、集団というものはなんでも思い通りにならないんだという事を学びつつあるところです。 友達との関わりを楽しんでいるのはほんの一部の子です。まずは個と集団の関係を知ることです。まだまだ色々なきしみが生じることでしょうが、すべてが黄金の日々だと考えて、まずはあるがままの子どもの姿を受け入れるのが前提、子どもを信じてゆったりと構えましょう。


■6月の宗教だより(よろこびの訪れ)
       「タラントンのたとえ」(マタイ25・14?30)
 私たち人間は神に似せて造られたといいます。そして神様が本当に公平な方なら、人はどうして能力や器量にこんなに差があるのでしょうか?天は二物を与えずと言うものの、実際には二拍子も三拍子もそろった、何をやっても才覚を発揮する人が確かにいます。うらやましい限りですが、この事実をキリスト教ではどう説明しているのでしょうか?マタイ福音書に神の国のたとえとして、このことに触れている箇所があります ▼ある主人が旅に出かける前に3人のしもべを呼び、一人一人にそれぞれ、5タラントン、2タラントン、1タラントンを預けます。タラントンとはユダヤの当時の貨幣単位で、1タラントンは今の3千万円ぐらいに相当するようですから、目の眩むような額です。しばらくして主人が帰って来て清算を始めます。一人目は5タラントンを返し、もう5タラントン設けたと、2人目は2タラントンを返しもう2タラントン儲けたといいますが、3人目は1タラントンを、穴を掘って埋めておいたという話です ▼この世の出来事として見ると、1タラントンしか預からなかった3人目の人が少しかわいそうに思うかもしれません。しかし最近いう「同一労働同一賃金」ではありませんが、「それぞれの力に応じて預けた」ようですし、3人がそれぞれ違ったタラントンを受け取ったのは現実だし、この話を不公平だと嘆くのは意味がないことです。このタラントンが転じてタレント(神から預かったもの・才能)の語源となり、「タレントさん(芸能人)」もここから来ています ▼聖書を読み解いていくと、一人目は計10タラントンで主人から褒められますが、二人目もなんと4タラントンで全く同等に評価されているのがわかります。しかし最後の人は、自分のタラントンは少ないと悲観してせっかく預かったものを無駄にしたのです。神が私たちに与えた(預けた)タレントは、一見不公平のように見えますが、考えてもみれば、皆に同じ才能やルクスがそなえられたとしたら、それはクローン人間でしょう ▼人の目で見る公平観と神の目の公平観はこのように大きく違い、私たちに、一人一人を大切にするとは何かを教えてくれます。昔読んだ福田恒存の著書『私の幸福論』に、確か「人は他人(ひと)と比べた時に不幸になる」といった文章があったのを思い出します。私が小学校の教師をしていたころ、通知表などの評価についての話し合いで、相対評価か絶対評価か、はたまた個人内評価かといった話し合いをしたこともありましたが、神様の目はまさに一人一人を大切にした『個人内評価』なのです。人の目で見て相対的に、また絶対的に才能がないと思っても、何も卑屈になる必要はないことが分かります。(私のように)取り立てて言うような才能がなくても、持っているものがほんの一握りの才能でしかなくとも、実はそれは目も眩むほどの才能なのだと考えれば、穴を掘って埋めないようにしなければいけませんね。

≪聖書を読む会≫
  *6月22日(水)10:00 〜 11:15、幼稚園聖堂(エレベーター脇より入る)
≪ヨセフ会≫
  *6月16日(木)19:30 〜 21:00、ヨゼフ館2F1202JA
    
      
 +保育室からここから+  
 聖母行列が終わり、数日たったころのことです。皆でお弁当を食べていると突然、大粒の雨が降ってきました。子どもたちが「雨が降ってきたー!!」と口々に話す中、一人の男児が、「マリア様が泣いているんだよ」と話しました。私はびっくりして「マリア様が泣いてるの?」と聞き返しました。すると、「そうだよ。みんなが大きくなったからうれしくて泣いているんだよ!」と言うのです。悲しくて泣いているのだろうかと想像していた私は、予想外の言葉に驚くと同時に、窓の外を見ながら幸せそうな表情を見せる男児の姿に、思わず胸を打たれました。
 いつも私たちのそばで見守り愛して下さるマリア様。そのマリア様が、自分の成長を喜んで涙を流してくれている、そう思える心は、なんて素敵なのでしょう。子どもたちの心の美しさ、純粋さに感動した一日でした。日々、心の成長を見せてくれる子ども達。マリア様はきっとこれからも喜びの涙をたくさん見せてくれることでしょう。雨の日が何だか嬉しくなるようです。   (年中すみれ組 香川)
       


 +徒然日記+ 
 先日来、年長さんが育てている蚕がどんどん繭になりました。中にはもう成虫に羽化しているものもいます。
 教師たちは繭から糸を取ってみたいと話し合いましたが、考えがまとまりません。そのためにはぐつぐつ煮ないといけないので、繭の中にいるさなぎは死んでしまいます。しかも糸を取っているうちに繭がだんだん薄くなってきたら、中の死んださなぎがだんだん見えてくるのです。
 各クラスで話し合いました。「お蚕さん」と言っていた養蚕産業の話もし、蚕は絹糸を取るために生まれてくるという話も子供たちは真剣に聞き、それぞれが三々五々考えを言いました。結局いくつかは(かわいそうだが)生糸を取ってみて、ほかのは卵を産ませようという話に落ち着きました。
 いよいよ年長組皆の見ている前で、教師は糸を巻き取っていきます。三つの繭から、より合わせながら取ろうと思っていたようですが、なかなかうまくいかず、最後には一つの繭から1本の生糸を取ってみました。ものの本によれば、一つの繭から1Km以上の長さの糸が取れるのだそうです。取れた糸は今も年長廊下に展示してあります。そして触れるようになっています。その横では羽化した蚕が、早くも交尾をし、卵を産んでいます。来年は、教師ももっと上手に糸が取れるようになるでしょう。


園長/大谷文彦
園長/大谷文彦

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