園児募集中!ノートルダム清心女子大学附属幼稚園では、キリスト教精神に基づいた幼児教育を行っています。幼稚園の概要や入園案内、園の一日などを掲載しています 〒700-8516 岡山市伊福町2丁目16番9号 電話:086-253-4780 FAX:086-256-2275


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園だより・宗教だよりなど園長メッセージ―園長室より

■12月の園だより
   月の古い呼び方で師走、何だかわかるようでわからない命名です。小学生のころ「先生が走る」と聞いた気がしますが、師とはそもそも誰を指すのか…。お坊さんのことを師というので、お盆の8月が師走でもよさそうなものを…。暮れにも忙しいのでしょうね。いずれにしても教会では、12月は待降節です。クリスマスを迎える準備のため、巷ではたくさんのイルミネーションやクリスマスグッズがあふれ、幼稚園でも“クリスマス生活発表”の練習が始まってきました。年少や年中は、それぞれのお遊戯や歌で、年長はそれぞれの聖劇で、イエス様の誕生に心を馳せます。そして普段からの神様への感謝の気持ちを我慢の気持ちで表し、そのまま2016年を終えることができればいいなと思います。じつは教会歴では、この待降節から新しい1年が始まるのですが、その意味では我慢の気持ちで終えるではなく、始まればいいなと思います。


■12月の宗教だより(よろこびの訪れ)
  アドヴェント(待降節)  キリスト教国ではクリスマスが近づくとそれを待ち望む気持ちとして街にイルミネーションが灯されます。クリスマスの4回前の日曜日から始まります。今年は12月1日がその第1回目の日曜日(主日)に当たります。そして日曜日毎にアドヴェントリースのろうそくに1本ずつ灯をともしていきます。クリスマスがだんだん近づく感じが目で見えますね。幼稚園でも、12月2日からリースろうそくに灯をともし、子ども達は待降節の話を聞きます。そして3人の博士が馬小屋を訪ねてくるという公現(1月の第1日曜日、今年は8日)までがクリスマスの期間(降誕節)で、その後、キリスト教国ではイルミネーションをはずします。 キリスト教では人が罪に傾く傾向を、人祖アダムの犯した罪が原罪(Original Sin)としてその後の人類に引き継がれていると説明しています。それを打ち破ったのがイエスで、彼の受難と復活と昇天、一連の行為で、人類が罪の束縛から解放されたと考えています。キリストであるイエスが生まれなかったら、私たちに救いはなかったというわけです。
 クリスマスという言葉は英語です。キリストのミサ(Christ-mass)が語源で、「キリスト」のギリシャ語表記「Χριστο?」の頭文字を取ってXmassとも書かれます。独語ではヴァイナハテン、仏語ではノエル。ロシア語では…。今や日本でも国民行事のようになりましたが、私たちはキリスト教の幼稚園だからこそ、本来の意味を知ってお祝いをしたいと思います。先日ある園児(年長)が「どうしてクリスマスにはサンタさんがプレゼントをくれるの?」と聞いてきたので、「本当は、サンタさんは、食べるものがなかったり苦しんでいたりする子どものところへ届けるんだよ。〇〇ちゃんは恵まれているよね。私たちが少しでも我慢をして、サンタさんと一緒に何かが届けられるといいね」と答えました。この期間に、神さまからの恵みが十分にあることを思い起こして、少しでも他人のために働くことが出来るといいですね。

  がまんのお金と、 さしい心
 本園では待降節の間、子どもたちが我慢をしたり募金をしたりして、世界中の人のために思いを馳せます。また毎回2つあったおやつをこの期間は1つにして「我慢のお金」に換算し、カトリック児童福祉基金などに寄付を予定しています。このように欲しいものを我慢したり、いやなことに耐えたりすることは、自分の徳として天に宝を積むだけでなく、苦しい立場におかれている人々に思いを寄せて、さらなる大きな喜びを感じられるようになります。ご家庭でも何か我慢できるものを見つけさせ、それを「我慢のお金」に換算して19日のクリスマスの集いに持たせてください。お家の方も何かの我慢をしてみてはいかがでしょうか?このように、「心のこもったお金」の存在に気付くにも、よいチャンスだと思います。きっと大きな恵みがあるでしょう。
presepio でもお金に換算できない心の我慢もあります。馬小屋は園の玄関・ロビーと各保育室に準備してあります。キリストがベツレヘムの馬小屋で生まれ、飼い葉桶(プレセピオ)に寝かされたことを表しています。この習慣は初代教会にはなかったのですが、中世期にアシジの聖フランシスコ*が始めたのです。園では子どもたちがやさしい心ですごしたり我慢ができたりすると、園のロビーにあるイエス様の寝床に自分で「わら」を一本敷いていきます。温かい心で寝床を柔らかくし、イエス様がお生まれになるのを待つのです。 *アシジの聖フランシスコは学長様の修道名でもあります。

リスマス生活発表会
 イエス様のお誕生を歌ったり踊ったりしながら16日に皆でお祝いします。聖パウロが書簡の中で「一つの体は多くの部分から成っており、頭が足に向かって、お前は要らないなどと言えない」と書いているように、発表会は園児にとって、どんな役もそれぞれが皆大切な役割だということを体験する良いチャンスです。自分の受け持った役を大切に尊重し、責任を持って演じて幼子のイエス様にお捧げします。特に年長は、旧約時代からユダヤ人が救い主誕生を待ちわびていた様子を、恒例の聖劇3部作で表現します。
聖劇T : 旧約聖書「出エジプト記」
 》ユダヤ民族が約束の地を目指していかに苦難を
乗り越え、救い主を長く待ちわびていたか
聖劇U : ルカの福音から
「ザカリアのお告げとマリアのお告げ」
 》マニフィカトと受胎告知
聖劇V : ルカの福音から「降誕」
 》貧しさの中に生まれ、貧しい人に一番に知らされた

リスマスの集いは、19日にあります。歌を歌ったりして楽しく過ごします。この日は、園児の「我慢のお金」を、来るかもしれないサンタさんに託して世界の恵まれない子どもたちに配ってもらうことが出来ます…。

≪聖書を読む会≫
  *12月14日(水)10:00 〜 11:15、幼稚園聖堂(エレベーター脇より入る)
≪ヨセフ会≫
  *12月15日(木)19:00 〜 20:30、ヨゼフ館2F1202JA
    
      
     

   



      



園長/大谷文彦
園長/大谷文彦

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