園児募集中!ノートルダム清心女子大学附属幼稚園では、キリスト教精神に基づいた幼児教育を行っています。幼稚園の概要や入園案内、園の一日などを掲載しています 〒700-8516 岡山市伊福町2丁目16番9号 電話:086-253-4780 FAX:086-256-2275


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園だより・宗教だよりなど園長メッセージ―園長室より

■1月の園だより
   年を挟んで今年も穏やかなお正月となりました。新年あけましておめでとうございます。 寝正月という言葉通りひと昔前、お正月はお店も全部閉まって、街も静まり返り、家でごろごろしていたような記憶がありますが、そんな特別な日が今や日常と化し、スーパーやコンビニは年中無休だったり娯楽施設も全開、元旦から朝食にパンという家庭もあると聞きます。国民の行事は国の文化で、その国のあり様を示します。もちろん文化は変化しますので、ディズニーランドでの年越し花火も、日本の文化ではないものの、それはそれでやはり「特別」です。いずれにせよこの「特別な日」が、日常と差がないようになってしまわないようにしたいなと徒然に思ったりします。
 年末の本学園渡辺和子理事長の訃報に皆様も驚かれたことでしょう。初代園長であった渡辺理事長は、創立者聖ジュリーの精神に則りながらも名実共に本園の生みの親でした。ご冥福をお祈りください。理事長様の帰天に思いを寄せながらも、園は粛々と建学の精神を実行し、合わせて園行事も園の文化として園のあり様を表したいと思います。本園のメイン行事であるクリスマスを終え、特別の日と日常の交代がメリハリとなって、文化として子ども達の心に根付いてくれればなと、年頭に思いました。


■1月の宗教だより(よろこびの訪れ)
  清くされたのは十人ではなかったか?(ルカ17・11〜19)  ちょっと、バッハの「マタイ受難曲」について。曲中、一般の登場人物は、通奏低音と呼ばれる伴奏が付いているだけのレチタティーボと呼ばれる独特な旋律で歌われるのですが、イエスの場合だけはそれに弦楽合奏が付いています。これは、神々しい後光が射している様子を出していると研究者の間では言われていますが、十字架上で「主よ、どうして私をお見捨てになったのですか」と言う1か所のみは、後光が射さなくなったように弦楽合奏も鳴りを潜めます。高ぶるものこれはバッハが、聖書の中で人間イエスの弱さが表に出た唯一の部分だという考えで作ったようですが、そう考えると、受難の少し前、ゲッセマネの園で死を目前に祈っている時に「どうかこの杯を過ぎ去らせてください」と言う場面はどうして違うのかなと疑問に思いました。しかしよく見るとその次に「しかし、私の願い通りではなく、御心のままに」という祈りが続くのです。このことは私たちに祈りの大切な部分を思い起させます ▼前置きが長くなりましたが、私たちが神に祈るとき、苦しい時の神頼みの例にたがわず、神のご計画、もしくは思いを顧みようとしないで、つい自分の要求(願い事)ばかりになりがちです。この聖書の個所もそのことを想起させます ▼十人の、おそらくハンセン病患者でしょう、エルサレムへ向かっているイエスを見つけて、病気を治してくれるよう遠くから大声で懇願します。これに罹患すると民衆から隔離され、人に近づくことはできません。必死で叫びます。するとイエスはすぐに承諾しますが、興味深いのは、「あなたの病気は治った」とか「あなたの罪は許された」などと言わないで、「祭祀のところに行って体を見せなさい」とだけしかいいません。治してほしいと言ったら、(治ったかどうかを)見せに行きなさいとだけ言われて、人はなかなかハイとは言えないと思います。実際にその場ですぐには治りませんが、言われたとおりに(騙されたと思って)彼らは歩き始めました。すると道の途中で体が癒されていたのです ▼ここまでの信仰はすごいものだと思います。「憐れんでください(治してください)」と言ったのに「祭祀に見せなさい」です。何も治ってないじゃないか…。その時点で既に信仰が試されています。とにかく彼らは言われた通りに祭祀のところに行き、その途中で癒されるわけです。治ったから見せに行くのでなく、一歩を踏み出したから治ったのです。しかしその後は、一人だけ、しかもサマリア人(異邦人)以外は礼を言いに戻ることをすっかり忘れていました。そしてこのサマリア人には本当の癒しが訪れます。残りの9人は、それこそ「苦しい時の神頼み」で「喉元過ぎれば熱さ忘れる」というものかもしれません。自分の願いのみが優先して、神の御心のことを忘れていたのでしょう。

≪聖書を読む会≫
  *1月25日(水)10:00 〜 11:15、幼稚園聖堂(エレベーター脇より入る)
≪ヨセフ会≫
  *1月19日(木)19:00 〜 20:30、ヨゼフ館2F1202JA
    
      
 +保育室からここから+    
 今月の聖歌「このままの姿で」を歌い始めた日に、歌詞の意味を見て子ども達に尋ねました。以前、園長先生からタラントンの話を聞いたことを含めて歌詞の意味について話し合っていると、ある子どもが「みんな、それぞれ違うけど〇〇(自分の名)は〇〇のままで神様についていったらいいってことだよね。」と言い、また別の子どもが「みんなお恵みをもらっているってことだよね。」と言いました。子ども達はよくわかっているなと感心しました。 
 もうすぐ年長児は園を巣立っていきますが、互いの違いを認識しながら、互いを認め合うことの大切さに気付いている子どもたち。この思いを忘れずに、これからも自分らしく歩んでほしいと願わずにはいられません。(年長ひまわり組 蜂谷)
   



      



園長/大谷文彦
園長/大谷文彦

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