園児募集中!ノートルダム清心女子大学附属幼稚園では、キリスト教精神に基づいた幼児教育を行っています。幼稚園の概要や入園案内、園の一日などを掲載しています 〒700-8516 岡山市伊福町2丁目16番9号 電話:086-253-4780 FAX:086-256-2275


〒700-8516 岡山市北区伊福町2丁目16番9号TEL 086-253-4780 FAX 086-256-2275
 
園だより・宗教だよりなど園長メッセージ―園長室より

■11月の園だより
 秋雨前線に台風と言った天候不順な先月でしたが、11月は天高く馬肥ゆる…といきたいものです。運動会が終わって2つの遠足も無事に終了し実習生も去って、11月は、新入児面接などもあってバタバタとしますが、それは大人のこと、子ども達は教会での祝福式や参観日など、園生活での落ち着きを取り戻して心も身体も伸びる時期です。
 とは言え、すでにこの半年で多くの園児の顕著な成長が見られていますし、おうちの方からもそのような声を聞くことが出来て嬉しく思っています。子ども達は日々の生活の中で自身の存在を肯定的にとらえ、本能も含めて真摯に生きようとしています。この様子に私たち大人がいかに寛容の心で肯定的にとらえることが出来るかが、鍵になると思います。子どもの言動を大人の目線で判断しないで、子どもの思いに心を巡らすとき、子どもは大きな成長を遂げると思います。天高く子ども成長する…となりますように。

■11月の宗教だより(よろこびの訪れ)
 *敵を愛しなさい(ルカ6・27〜36)*
 イエスの教えは、当時のユダヤ教の中でかなり特異なものだったようで、たとえ話などに対しても弟子たちにはピンと来なく、何度も聞き返したりしている場面が随所にあります。周りの人々にとって、どう考えたらいいのか訳の分からない、かなり難解な教えがたくさんあり、それがひいては逆恨みを買う原因となっていったとも考えられますが、「敵を愛す」という教えはその最たるものでしょう ▼当時ユダヤ教では、隣人を愛すという発想はあったものの、その隣人ですら同胞など狭い範囲の人々のことしか指しておらず、ましてや敵を愛すとなるとびっくりたまげて腰を抜かしたでしょう。実際、イエスの言う愛の概念とそれまでのユダヤ教の概念は違っていたのだと思いますが、別の個所でも「隣人を愛せというが、隣人って誰のことなのか?」と聞かれていて、イエスがたとえ話で隣人愛を伝える場面があります ▼私たちは普通、愛とか恋とか、はたまた好きという言葉さえも、同義語のように使っている場合があると思います。しかし、よく定義してみると、私は言語学者ではありませんが、「好き」は食べ物や嗜好品も含めて、この3つの言葉の中では一番広義な一般的な言葉として使われると思いますし、「恋」は一般には異性間での現象で、「愛」も恋愛という言葉がある通り「恋」と同じ意味合いで使っているような気がします。プロポーズの時に使いそうな「愛してる」という言葉は、情熱のほとばしる恋にも似た感覚ではないでしょうか?結婚の話ついでに言うと、新婚期の熱々気分が抜けたころ倦怠期がやって来て離婚、というのは芸能界でよくある話ですが、DVとか特別な例は除外して、これらはある意味恋愛感情のみの結婚観だったのかもしれないと思ったりします ▼イエスの言葉は「自分を愛してくれる人を愛したところで…どんな恵みがあろうか」と続き、そんなことは罪びとでさえしている、(この言葉を聞いている)あなた方は、敵を愛しなさい、何も当てにしないで貸しなさい、そうすれば天からの報いがあると言うのです。敵を好きになるなんてまず出来ないし、もし好きになったらその時点で敵とは呼ばないかもしれません。どうも「敵を愛す」とは、好き嫌いとは別の次元を指しているのかもしれません。何も当てにしない無償の愛と言うと、恋人にただただ尽くすというイメージもありますが、おそらくいつか振り向いてくれるという「当て」を期待しているのでないでしょうか。その点「敵を…」となると「当て」を期待することなど到底無理でしょう ▼どうしてそこまでしなきゃあいけないか。イエスがそう言っているからです。自分を少しでも高みにあげたいと思う者は、そうするしかないのです。しなければ罪びとと一緒です。ではどうやってそんなことが出来るのか…。愛する方法はいろいろあるかもしれませんが、マタイの平行箇所には「自分を迫害する者のために祈りなさい」とあります。これならできそうかもしれません。

≪聖書を読む会≫
  *11月8日(水)10:00〜11:15、幼稚園聖堂
≪ヨセフ会≫
  *11月16日(木)19:00学内ヨゼフホール2F 1201JA
    
      
 +保育室から+    
 ある日の帰りの集いのことです。皆でお祈りをした後、一人の男児が「先生、神様って本当にいるの?」とつぶやきました。「だって僕、あったことないもん。先生は見たことあるの?」と続きます。「うーん、先生も見たことないんだ」と伝えると、「じゃあ園長先生は?」聞いてきます。「園長先生はどうかなあ?一緒に聞いてみようか!」「うん」。そんなやり取りをし、後日話を聞きに行きました。「園長先生、神様を見たことありますか?」そう尋ねる男児に「園長先生は見たことないんだ。たぶん誰もあったことはないと思うよ。でも、だから信じることが大切なんだよ」と園長先生。そして、「A君は信じるかな?」と聞かれると、「ふふふ」と笑ってそのまま走って行ってしまいました。保育室に戻り、「お話してみてどうだった?」と聞いてみると、少しの沈黙の後「うーん、多分、信じる」と一言。多分…という表現が年少児らしいなあと思いつつ、どこかすっきりした表情の男児を見て、嬉しく思いました。
 きっとこれから先、色々な場面で、目には見えないけれど、私たちを大きな愛で包み、そっと力を貸してくださる神さまの存在を感じ、心から成長していくのだろうと思います。そして、そんな子ども達の小さな心の動きにも、神様は目をとめ、微笑みながら見守って下さることでしょう。 (年少れんげ組 香川)

   


   



園長/大谷文彦
園長/大谷文彦

バックナンバー
最新版はこちら
4月度バックナンバー
5月度バックナンバー
6月度バックナンバー
7月度バックナンバー
9月度バックナンバー
10月度バックナンバー

 

トップ新着情報教育方針概要・沿革園の特色園の生活年間行事 | 園児募集お問合せ園長室より

ノートルダム清心女子大学附属幼稚園
〒700-8516 岡山市北区伊福町2丁目16番9号
電話番号086-253-4780 ファックス番号086-256-2275
Copyright 2008 Notre Dame Seishin University Attached Kindergarten. All Rights Reserved.