園児募集中!ノートルダム清心女子大学附属幼稚園では、キリスト教精神に基づいた幼児教育を行っています。幼稚園の概要や入園案内、園の一日などを掲載しています 〒700-8516 岡山市伊福町2丁目16番9号 電話:086-253-4780 FAX:086-256-2275


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園だより・宗教だよりなど園長メッセージ―園長室より

■6月の園だより
   先日、年少の男の子が私のことを「園長先生、かわいいね」と言ってくれました。ありがとうと答えながらも、本当に「かわいい」の意味が分かっているのかどうかを疑ったのは言うまでもありません。そしてもちろん私を始めて見てそう言ったのでもありません。毎日会っていて、もうかれこれ2ヶ月が経とうとしています。毎日会っていて何かと声をかけてくれる園児ではありますが、それにしても涼しい顔で他人にこんな素敵な声掛けが出来るなんて、子どもってなんて素直(?)なんだろうと幸せな気分になりました。
 他人を称賛できるのは素晴らしいことです。ふっと自分はできているか振り返りました。担任の話を聞いていると、子ども達は確かに「すごーい」とか「おめでとう」とかをよく口にするようです。まだ2ヶ月足らずの年少さんからそれが出るようになったというのは、クラスが落ち着いてきた証拠だなと、一人でほくそ笑みました。



■6月の宗教だより(よろこびの訪れ)
  「金持ちとラザロ」(ルカ16・19〜31)
 この世を生きるためには、現実問題としてお金が必要です。お金は生活を豊かにしてくれます。そして普通は精神的にも豊かにしてくれます。そして人は生活のためにせっせと働きます。ではどうして聖書は「お金持ちが天国に入るのは、ラクダが針の穴を通るより難しい(マタイ19.24)」などと、お金持ちを目の仇にするのでしょうか?ラクダとはまた唐突ですが、ヘブライ語でラクダと綱は文字がそっくりで、アラム語では同じ言葉で「ラクダ・綱」などの意味があると聞いたことがあります。「針の穴をラクダが」でなく「綱が」と考えれば糸と縄の対比で納得もいきます。まあそこは聖書学者に任せるとして、いずれにしてもイエスは金持ちと天国は到底結びつかないと言っているのです。しかしよく読むと、貧乏人なら天国に入れるとも言っていません。「貧すれば鈍する」という諺もあるように、貧して心もすさむということは確かにあるでしょう。ではどうしてイエスは「金持ち」のことをそんなにまで天国と無関係なように言うのでしょうか? ▼ルカのこの個所のすぐ前を読んでみましょう。そこには「金に執着するファリサイ人」というのが出てきます。ファリサイ人とは「ファリサイ派」とも呼ばれ、宗教的指導者たちです。ファリサイ派の人々は、お金や富を神の祝福の証だととらえ、律法に従ってちゃんと献金もするし施しもしていましたが、有り余る中の彼らにとってはほんの少しを目立つように献金したり施したりしていたというのですから、イエスは彼らのことを金に執着する偽善者だと言ってはばかりませんでした(ルカ21やもめの献金)。つまりここでは、お金持ちがすべて悪いと言うのではなく、金に執着すること自体を戒めているのではないかと思います ▼さて、そう思ってこのたとえを読んでいきたいと思います。亡くなった金持ちが特別に悪人だったとは思えませんが、彼は陰府で業火に苛まれます。おそらく彼は生前、何不自由なく暮らしていただけではなく、ラザロのことも特に顧みず、神のことも全く眼中にない生活をしていたに違いありません。それに引き換え、できものだらけの貧乏人ラザロは、この話ではおそらく神の助けをいつも必要としていたと設定されているのではないでしょうか。というのは「ラザロ(神は助けるという意味)」という名前からもわかります。金を頼りとする金持ちと辛い境遇で絶えず神を助けとしていた貧乏人の極端なたとえなのです。そしてまだ興味深い話が続きます ▼陰府の国で彼らの敬愛する祖先アブラハムと対話をする金持ちは、アブラハムに軽くあしらわれるのです。「モーセと預言者に耳を傾けないなら、死者の中から生き返るものがあっても、言うことは聞かないだろう」と。モーセや預言者とはつまり神の教えを説いた者たちで、それらはすべて聖書に書いてある、それに従わないのなら死者が忠告したって同じだという意味です。現にファリサイ派の人々は、後に起こるキリストの復活はものの見事に信じません。始めに「人は生活のためにせっせと働きます」と言いましたが、決して「お金のためにせっせと…」であってはいけない、つい儲けることそのものが目的となってしまいがちですが、そういった一生を送っていたら、天の宴席に招いてもらえなくなります。因果応報を言うわけではありませんが、ふっと先日の金持ちの死亡のニュースを思い出しました。

≪聖書を読む会≫
  *6月13日(水)10:00 〜 11:15、
     幼稚園聖堂(エレベーター脇より入る)
≪ヨセフ会≫
  *6月21日(木)19:00 〜 20:30、
     ヨゼフ館2F1202JA
    
      
 +保育室から+       
 先日の聖母行列の日、クラスでマリア様ってどんな方だろう?と話し合ってみました。すると「ずっと見てくれる人」「守ってくれる人」、中には「歌が好きなんだよ」といった声も。続いてマリア様が喜んでくれることについて、思いつくまま黒板に書き出してみました。「やさしくすること」「一緒に遊ぼうって言う」「代わってあげる」など、どんどん出てきます。その後、マリア様が悲しむことを考えてみました。「者をぐちゃぐちゃにすること」「お友達を叩いたら悲しい」「イヤだって言うこと」…。こちらもたくさん。そして最後は「あのね、喜んでくれることをしたらいいんだよ」という男児の発言に「そうだよね」と皆で納得。
 その日の降園時、いつものように急いで扉の前に行き、一番になろうと先頭に並んだ男児がふと、2番目に並んだ女児に「○○ちゃん、今日は一番を代わってあげる」と言って、先頭を譲り、後ろに並んだのです。そして私の顔を見て「マリア様、喜んでくれているかな?」とニッコリ。嬉しそうな表情に、私も温かい気持ちになりました。黒板の文字を消した今でも、ふとした時に「ケンカしちゃダメなんだよ。マリア様が悲しむって書いてあったでしょう」と友達に話をしている姿を目にすると、マリア様のことを身近に感じ、親しく思いを寄せているのだろうと嬉しく思います。そんな子どもたちの姿を、マリア様はきっと喜んでみていてくださっているに違いないと感じる日々です。  (年中さくら組 香川)
   



      



園長/大谷文彦
園長/大谷文彦

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