保育室から

分散登園を終え、6月下旬より30人の子ども達が揃いました。
「今日からみんないるね。」「うれしいねー」子ども達からも喜びの声が聞かれました。異年齢の30人、幼稚園の中でのゆり組家族です。進級入園して3か月が経って、それぞれの個性を発揮しています。お仕事が大好きな男の子。3つ編みや折り紙が大好きな女の子。生き物が大好きで、虫探しに没頭する子。友達とサッカーで刺激し合う男の子。小さいお友達のお手伝いが好きな子もいれば、自分のことでいっぱいいっぱいの子どももいます。時々起こる「けんか」で悔しくて涙が出ることも・・・。楽しいことも悲しいことも友達がいればこそ。

金子みすゞさんの詩の中に「みんなちがってみんないい」という言葉があります。ふと思いました。「みんな違ってるからいい」のだと。そして、「みんな違ったほうがいい」のだと。子ども達が友達のことも自分のことも受け入れ大切にできる心を育てていきたいと思います。

神様が子ども達を愛されるように、どうぞ私も一人ひとりの子ども達の全てを愛し、子ども達の持っている善さを生かせる人でありますように。(ゆり組 岡本)