11月の園だより

 10月21日、岡山大学農学部附属山陽圏フィールドへ芋掘り遠足に、年少児はスクールバスで、年中組と年長組は徒歩で行ってきました。年中児と年長児は、秋風を肌で感じながら、「たくさんお芋を掘るよ!」と、期待に胸を膨らませながら歩いて行きました。運動公園を通り抜けて国道53号線の信号を渡る時には、いずみ町交番の警察官子どもたちの見守りをして下さいました。途中で出会う方に挨拶をしたり、本大学のお姉さん達に会うと笑顔で手を振ったりする姿も見られました。

 年中組と年長組が現地に着いた時には、すでに年少組の芋掘りは始まっていました。スコップで一生懸命掘ろうとしますが、お芋が大きくてなかなか掘れなくて困っている年少さん。「先生!」と、助けを求めている年少さんなどの姿が見られました。年中組、年長組は今までの経験もあり、黙々とあっという間に掘った年中さん。「なかなか掘れない!土が固いよ!」と、言いながらも頑張っている年中さん。「○個掘ったよ」「大きいのと小さいのが、これだけ掘れたよ!」「手伝ってあげようか」「休んでいるお友達のお芋も掘ってあげよう」などと意欲的に掘っている年長さんの姿が見られました。

 この芋掘りを通して、子どもたちは、収穫を喜び、最後までお芋を掘ろうとする強い心が育ってきました。お芋の数や大きさの違いにも気が付きました。公共の施設の使い方や交通ルールを守る大切さも知りました。一日でたくさんのことを学んだ芋掘り遠足でした。

 22日には、みんなお弁当に色々なお芋料理が入っていました。「お芋ご飯」「お芋の天ぷら」「お芋のきんぴら」「スイートポテト」「大学芋」「蒸かし芋」等々入れてもらって、大喜びで頂きました。ありがとうございました。          (2021.10.25 園長 近藤)