保育室から

 10月の神様の話で、年長児はタレントの話を聞きました。神様が下さった能力を使わずにいることは神様は喜ばれないというお話です。保育室に戻って話を振り返り、皆はどんなタレントがあるか考えてみました。どの子も自分のことは分からなくても友達のことは「~をつくるのが上手」「年少さんに優しい」「足が速い」等々、色々と出てきます。その中で「○○君は跳べなくても毎日跳び箱を頑張ってる!」と出来ることではなく出来なくても頑張っている姿をタレントとして口にする子がいました。年長になるとそんな深いところにも気付けるんだなぁと感心しました。ちょうど運動会まであと数日、最後の追い込みでリレー、跳び箱、ダンスと頑張っている中での話だったので、頑張れることそのものがタレントなんだと励みになったようにも感じました。

 本番ではリレーで勝てたクラス、負けたクラス、跳び箱も成功した子、そうでない子、色々でしたが一人ひとりが神様に頂いたタレントを使ってまた大きく成長してくれたのではないかなと思います。(さくら組 山本)