保育室より

 先日、神さまの話で七五三について聞きました。祝福式は皆が無事に大きくなったことをお祝いする日です。でもそれだけではなく、神さまやおうちの人のおかげで大きくなれたことに感謝する日にしたいね、というお話でした。その中で、「みんなのためにご飯を作ったり、お洗濯をしたりしてくれるのは誰かな?」との教師の問いかけに、「ママ!」「パパ!」「うちのパパは何もしないよ~」等々、飛び交う子どもたちのやり取りから、それぞれのご家庭の様子が垣間見えるような場面がありました(笑)。そんなやり取りを聞きながら、子どもって、自分のために誰が何をしてくれているかをよく見てわかっているんだなあと感心しました。自分のためにしてくれていることの有難さを本当の意味で理解し感謝できるようになるのはまだまだ先なのだろうと思いますが、私自身まわりの人に、そして神さまに感謝する姿勢を忘れず、その姿を子どもたちに伝えていけたらなと思います。       

(年少れんげ組 山本)