7月の園だより

 7月と言えば一学期最後の月です。今年は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のためノートルダム清心学園とで協議し、子どもの命の安全を一番に考えて、一か月近くの臨時休業を行いました。保護者の皆様方には、子どもの安全を考えた取り組みにご理解とご協力をいただきまして、ありがとうございました。心より感謝いたしております。

 さて、子どもたちは縦割りのクラスで園生活を楽しんでおります。最近、縦割り保育のよさが現れているのでは、ということが様々な場面でみられるようになりました。子どもたちの姿のほんの一端ですが、お知らせいたします。

 私は、お弁当の時間に各クラスに入って子どもたちとお弁当を食べています。まだ、数回しかお弁当の経験がない年少さんが、年中さんや年長さんから「一緒に食べよう」「ここに座ったらいいよ」「片付けの時はね・・」等と声を掛けられ教えてもらうことで、落ち着いて準備や片付けをしています。食事中もお家の方の手作りお弁当を嬉しそうにいただいています。とても落ち着いて安心して食事をしている姿にびっくりいたしました。年少さんは、年中さんや年長さんの姿を見て学び、年中さんや年長さんは周りの様子に気を配って年少さんが困っているとさりげなく助けている姿が見られました。お互いに互恵性のある姿にびっくり!縦割り保育の良さ!を実感いたしました。見て学び困っている人がいたら自ら助けようとしている子どもたちの姿に成長を感じました。