5月の園だより

 青空に鯉のぼりが泳ぐ頃となりました。最初は緊張していた子どもたちも、少しずつ園生活に慣れてきて、自分が出せるようになってきています。笑顔で登園して、小さな手を合わせ、保護者の方と一緒にマリア様にご挨拶をする姿も見られています。

 しかし、笑顔で登園した子どもも週明けや週末になると保護者の方から離れにくく、先生に手を引かれて保育室へ向かう子どもの姿も見られます。心配はいりません。園に慣れていくのも個人差があります。保護者の方もお子様が泣くと、後ろ髪を引かれるかもしれませんが、教職員で連携しながら温かく迎えて保育をいたします。「楽しんでいっていらっしゃい」と後押しをしてくださるとありがたいです。バス通園の年少さんは、年長さんや年中さんとしっかり手をつないで園の玄関の所に来ます。一緒にマリア様に手を合わせて挨拶をした後、年長さんや年中さんに見送られながら玄関を入っていきます。その時の年少さんを温かく見守るような眼差しが、年長さん年中さんの成長を感じられずにはいられません。その姿に、縦割り保育の良さを実感しています。

この園だよりが届いた後には、ゴールデンウイークに入ります。ご家族で楽しいことが待っていると思います。健康には十分留意してください。                   (2023.4.26 園長 近藤)