7月の園だより

 7月といえば、七夕様。夏の夜空では、月の光は私たちをやさしく照らしてくれ、たくさんの星は私たちに降り注ぐように輝いていますね。幼稚園でも、これから七夕飾りを作り、願いを込めて笹に飾ります。純真な子どもたちの願いが届くことを願っています。

 先日のことです。登園時に保護者の方と離れるのがつらかった年少さん。うっすら涙をためているようにも見えました。玄関に座って靴を履き替えようとしますが、なかなか履き替えることが難しいようでした。すると、さりげなく他のクラスの年長さんが年少さんの側に寄り添い、靴を履き替えるように導いてくれました。そして、一緒に保育室へ向かいました。

顔見知りの年少さんや年中さん同士だと、困っている時に手を差しのべやすいのですが、クラスも違う年長さんの優しい行動に改めて、縦割り保育の良さを実感いたしました。

清心幼稚園の子どもたちみんなが、友達同士で支え合い楽しい園生活が送れるようにと私も短冊に書いて飾ろうと思いました。

季節柄、熱中症のニュースをよく見かけます。戸外活動はもちろんのこと室内での活動でもこまめな健康観察と水分補給を心掛けていきたいと思います。

                                   (20236.26 園長 近藤)